悪いことがあったとき、自分のことは「自己責任9割:社会責任1割」他人のことは「自己責任5割:社会責任5割」で考えてます

悪いことがあったときにほとんどが自分の責任だと思って生きるようにしています。例えば電車が遅れて待ち合わせの時間に遅れた場合は「家をはやく出なかった自分がいけない」と考えるようにしています。具合が悪くて試験勉強ができないときも「事前に勉強をしてなかった自分がいけない」と自己責任で考えるようにしています。

ただ自己責任だけだと自分を追い込みすぎてしまうので、社会のせいだと思うようにすることもあります。割合でいうと「自己責任9割:社会責任1割」という感じで考えるようにしています。まあこれは自分のことなので良いのですが。

他人のことは「自己責任5割:社会責任5割」で考えるようにしています。コロナウイルスが影響で就職活動ができない学生がいます。そのときに「もっと早く就職活動していれば良かっただけでしょ」と自己責任10割で突き放すのは良くない。就職活動を早くはじめられなかった背景があるわけです。

部活動に力を入れすぎていた、留学していた、友達と遊ぶことに熱中していた、バイトをしなければいけない状況だった、など様々な背景があると思います。で、その背景を作り出した原因って個人だけ責任だけだと思いません。

部活動に力を入れすぎてしまうような環境があるのって社会の責任もありますせんか。バイトしなければいけない状況を作り出したのも社会が悪い面もありませんか。たからといってすべてを社会の責任にしてしまうのも違うような気がしてしまう。

そのため「自己責任5割:社会責任5割」ぐらいで考えてます。この割合で考えると各個人の背景を無視せず、解決策を考えられるようになります。とりあえずこの考え方で生きていきます。

自己責任5割:社会責任5割
他人のことは自己責任5割:社会責任5割

「自己責任5割:社会責任5割」という考えをするきっかけはコロナの影響でした。コロナウイルスが流行ったときに、大学生がお金に困っていて支援を求めているという記事が出てきました。記事に「大学に行かず高卒で就職した会社員から徴収した税金で、大学生の生活補助をするのか」、「大学教育は義務教育ではないぞ」というコメントがついていました。

確かに高卒で就職する人もいるし、義務教育ではありません。でも自分がその立場になった場合、同じことがいえるのでしょうか。またコメントした人はお金に困っている状況に陥った学生の背景を理解しているのでしょうか。していないでしょう。ただそういう全て自己責任で考えるような人を作りだしてしまったのは、社会の責任でもあるわけです。うーん難しい。

最後にインターネットの話を少しします。今のインターネット、主にSNSってリアルより厳しいなと感じています。SNSで「つらい」と投稿すると、「もっと辛い人がいますよ」「弱音を吐いている時間を別のことに使えばいい」「本当にかわいそう、私は幸せで良かった」と言われることがありますし。昔はインターネットは逃げ場でしたが、今はそうではない。

つらい人にはつらい理由・背景があります。その背景を無視して、自分だけの都合で殴るって、ひどすぎませんか。物理的じゃなければなにをしても良いと思っているのですか。まず個人を尊重した上で会話や議論が始まります。リアルでもネットでも。「自己責任5割:社会責任5割」という話をしましたが、割合はそこまで重要ではないです。「個人を尊重」するのが重要です。

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鷺ノ宮らび
「Unishar-ユニシャー」編集長
ゲーム開発を手助けするメディア「Unishar-ユニシャー」の編集長です。「Rabbishar-ラビシャー」の運営もしています。

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