投資の世界でもっとも重要なことは元金だと思っているので、少額投資にはあまり気が進まなかった。ただ実際にやってみると、やって良かったと思えた。少額投資に少し疑問を抱いている人はご覧ください。
【株】少額投資は無駄ではなかった
少額投資は無駄ではない。少額投資で得られる4つのメリットを紹介する。
勉強になる
経済の勉強をしよう!政治の勉強をしよう!と漠然と勉強を始めても頭に残りづらい。勉強をする目的があると、スラスラと頭に入っていく。株式投資をはじめる前と後では、経済用語の理解度には大きく違いがある。もちろん後者のほうが多くのことを学べる。
普通に楽しい
ワクワクするし楽しい。
判断力が鍛えられる
人は一日に35,500回以上の意思決定を行っている。くだらないことからまじめなことまで。その意思決定によって人生が変わる。その意思決定において重要なのは、その状況を適切に判断すること。その状況を適切に判断することで最適な意思決定を行える。その判断力を鍛えることができるのが株式投資である。そこで培った判断力は他の事柄にも転用できる。
相場勘を養える
相場観というのは相場についての見方のことである。相場観を養うことでこの先株価が上がるのか、下がるのかを予測しやすくなる。相場観というのは蓄積されるのもので一朝一夕では身につかない。
元金が増えるまでの練習として少額投資は優れていると思う。元金が1000円だろうが1000万円だろうが株のルールは変わらない。少額投資をして得た知識が無駄になることはない。相場を見る土台を作る期間のように考えるといいと思う。
株式投資の注意点
毎日株価をチェックしない
毎日株価をみて一喜一憂するのは時間の無駄だと思う。一週間に一回チェックし、変化の理由を自分なりに分析してみるのがちょうどいい株との距離間ではないかと考えている。
自分がわかる業界に投資をする
自分が好きなあるいは知っている業界に投資すべきである。全くわからない業界だとなぜ株価が上がったのか、下がったのかが分析できない。そうなると相場観も養えない。相場観を養えないと投資の練習にすらならない。ある程度勉強してからその業界に投資し、さらに勉強し続けることが大切だと思う。
余剰資金でやる
なくなってもいいお金で投資を行う。投資した会社が倒産し、株の価値がなくなる可能性もある。生活費などの大事なお金を投資に使わないようにすべきである。
自己投資のための株式投資
株式投資で最も大事なのは元金で、若いときは自己投資に使ったほうがいいと思っていた。実はその考えは変わっていない。ただ少額でもいいから投資をしてみると先ほど挙げたメリットがあった。株式投資によって間接的にスキルや知識がつくことで、自己投資になっている。
健康にお金をかけたり、留学するのと同じぐらい価値のあることだと思う。さらにお金が増える可能性もある。お金を増やすという意味での株式投資ではなく、自己投資(自分の成長)のための株式投資というように考えてはじめるのがいいかもしれない。
おすすめの証券会社は「楽天証券」。初心者からプロまで使うツールで手数料も安い。さらに月4000円近くかかる日経新聞が無料で読める。
コメント